ピラティスが慢性腰痛に効果的な理由 3選
こんにちは、理学療法士の島田です。
ピラティスが慢性腰痛に効果的ということは、徐々に認知されてきたようです。
我がスタジオは、機能改善・不調改善をテーマにしています。
ではなぜ慢性腰痛にピラティスがいいのか、掘り下げてみましょう。
①背骨をたくさん動かす
ピラティスでは、背骨の可動性を大切にしています。
なぜ背骨が動くことが大切なのか?
論文で発表されている内容をざっくりと。
・姿勢と腰痛は相関があまりない
・腰痛患者は背骨の動きが悪い
はい、実は姿勢と痛みの相関はあまりないという研究結果が出ています。
姿勢と痛みをつなげてしまうセラピストやインストラクターが多い印象です。
実際にご来店してくるお客様に、腰痛の原因を尋ねると、
“姿勢が悪いから、と言われた”とおっしゃる方が一定数います。
姿勢は直接的には、慢性腰痛には関わっていません。
②インナーマッスルを使う
ピラティスは筋トレ要素もあります。
インナーマッスルを使いながら、身体の動きをコントロールします。
特に慢性腰痛でキーマッスルとなるのが、腹横筋・多裂筋・横隔膜・骨盤底筋です。
いわゆるインナーユニット、言い換えると体幹です。
これらの筋肉は身体の中でも深い位置に存在します。
インナーマッスルは、身体を動かす時、動き始める前に働き、関節を安定させます。
その関節が安定した環境下で動くことで、効率よく身体を動かすことができます。
つまり腰痛においては、背骨を安定させることが大切であるため、
このインナーマッスルの働きがポイントになってきます。
③神経系にも働きかける
痛みを感じている場所は、主に脳。
特に慢性的な痛みを感じている部位と、運動する時に活動する部位は近いと言われています。
慢性的な痛みとなると、腰椎に問題がなくても、
脳での痛み感知により、痛みを感じることがあります。
運動することで、その痛みの情報の書き換えができます。
また他にも交感神経や副交感神経などの自律神経系です。
痛みを感じるのは交感神経。
今のご時世、交感神経優位の社会と言われています。
言い換えるとストレス社会。
唯一自発的に自律神経に働きかけられるのは、呼吸。
呼吸は自分でコントロールができます。
交感神経が優位となると、呼吸数は増えます。
逆に浅い呼吸となると、交感神経が優位となります。
姿勢の崩れにより、肋骨の動きが悪くなると、呼吸の質は落ちてしまいます。
ピラティスでは、呼吸も大きなポイント。
大きく吐ききる呼吸により、横隔膜の働きや肋骨の可動性を改善していきます。
そうすることで呼吸の質があがり、交感神経の乱れも収まり、
痛みの改善にもつながります。(肩こりなども)
もしかしたら、あなたの抱える慢性腰痛は、腰に原因がない可能性もあります。
まとめ
・ピラティスは慢性腰痛に有効。
・腰痛は姿勢ではなく、背骨の可動性がポイント。
・インナーマッスルを働かせて、背骨が安定した中での動きを。
・呼吸を用いて、神経系へのアプローチも。
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